• お知らせ

    2025.07.20

    【神戸・北野・カフェ巡り】心がほどける、甘い時間の旅。~異国情緒の坂道に導かれて~

プロローグ──再会のきっかけは、一通のLINE

「ねえ、久しぶりにどこか行かない?心がちょっと疲れちゃって。」

大学時代の友人・美咲から届いたメッセージを見た瞬間、私はふと窓の外に目をやった。東京の喧騒に染まりすぎた日々。時間に追われ、言葉も感情もどこか薄れてしまっていたような、そんな感覚。

「いいね。じゃあ、神戸行こうよ。」

なぜ神戸だったのか。それは、昔二人で見た雑誌の「神戸北野カフェ特集」の記憶がふとよみがえったからだ。

異国の風が吹く坂道。クラシカルな建物と、香ばしい焼き菓子の香り。そして、カップに注がれる温かい紅茶と会話。

「行こう。」

そう返信してから3日後、私たちは神戸三宮駅に降り立っていた。

第一章──北野坂で見つけた、小さな旅の始まり

神戸の空は、東京よりも少し柔らかい気がした。

異人館の並ぶ北野坂を歩くと、石畳の道にカツカツと響くブーツの音も、まるで映画のワンシーンのようだった。

「ああ、これが旅の時間かもしれない」

そう思った。

第二章──神戸スイーツと北野の坂道に誘われて

次に向かったのは、Googleマップで見つけた「カヌレ&キャラメル専門店」のカフェ。場所は北野町1丁目、少し奥まった小道の角にある。

その店の名前は「Penheur(プノール)」。

“Penheur”とは、「小さな幸せ」という意味だという。焼き菓子にこめられた思いがそのまま名前になっていた。

ショーケースには、色とりどりのバターサンド、カヌレ、生キャラメルが並んでいた。

「うわ……これ全部、持って帰りたい!」

私たちはバターサンドとカヌレをその場で注文。しっとりとしたバターの香りに、香ばしさ。口に含んだ瞬間、時が止まった。

「甘いって、癒しなんだね。」

美咲のその言葉が、妙に沁みた。

第三章──心が満たされる時間、それが旅

カフェ「Penheur」での時間は、ただ「食べる」だけではなかった。

スタッフの方が「冷やして食べてくださいね」と微笑んでくれた。

「カヌレもですか?」と改めて伺ってみました。

「そうです!一般的には常温ですが、当店のカヌレは冷やして召し上がってください」

その言葉がとても印象的だった。

店を出たあと、私たちは北野天満神社まで登った。少し息が切れる坂道だけれど、振り返れば、神戸の街が一望できた。港町の空が、金色に染まりはじめていた。

第四章──旅の終わりに、もう一度あの味を

帰りの新幹線の中、私はふとバッグを開けた。そこには「Penheur」の焼き菓子が数点入っていた。

ふと横を見ると、美咲も同じようにカヌレを取り出していた。

「帰ってからも、旅が続くみたいだね。」

そうつぶやく彼女の笑顔が、今日一番やさしかった。

エピローグ──“幸せの種”をあなたにも

今回の神戸・北野カフェ巡りの旅は、単なる観光ではなかった。心をゆるめ、自分と向き合い、大切な人とゆっくりと語らう、そんな旅だった。

そして、その中心には、いつも“甘い香り”と“あたたかい想い”があった。

もし、あなたが日々の忙しさに疲れたとき。ふと心にゆとりを持ちたいと思ったとき。ぜひ神戸・北野を訪れてみてほしい。

そして、「Penheur」の焼き菓子に、ぜひ触れてみてください。お店に行けない時は、オンラインショップでも購入ができます。

🕊 あなたの毎日に、そっと「幸せの種」を──
👉 Penheur公式サイトはこちら:https://penheur.com/

https://penheur.online/